秩父 夜祭 旅行、観光地

例年12月2日・3日に開催される埼玉県秩父市の秩父神社の祭りのこと。提灯で飾り付けられ

た笠鉾や屋台（山車のこと）が市内を練り歩き、例大祭の3日の午後7時頃に、秩父神社から1k

mほど離れた御旅所に向けて6台の笠鉾や屋台が出発し、クライマックスを迎える。日本三大

曳き山の一つになっている。


笠鉾や屋台は、1975年に国の重要有形民俗文化財に指定されており、3日の例大祭の付け

祭りに公開される笠鉾や屋台の曳行（えいこう）と、曳行のための屋台囃子（ばやし）、屋台上

の素人歌舞伎や曳き踊り等の一式が、1979年に国の重要無形民俗文化財として指定されて

いる。
曳き山の通過経路に、秩父鉄道秩父本線の踏切があるが、神事を優先させるということで通過の支障となる架線が一時的に切断される。そのため、秩父鉄道は一時、運休となる。